【大学院留学】コンピューターサイエンスでの志願動機
「本日は、弊社の新たなAIサービスのご提案に参りました」
「我々のアルゴリズムによって、御社のビッグデータに新たなバリューが生まれます」
「このディープラーニングを用いることで・・・」
次々とITバズワードを並べる営業担当者の話を聞くうちに、ふと次のような疑問が私に生まれました。
(ん??それってただの重回帰分析じゃん?・・・なんで●億円もするの?・・・)
一見、耳ざわりの良いITワードたちは、人によって異なる定義で使われていることがあります。特段ITに詳しくない私にとって、各社のAIの定義や仕組みを理解するのは、骨の折れる作業でした・・・。
私は、いわゆるユーザー企業に所属し、現場に近い立場で、事業改善に繋げるシステム構築や技術検証の仕事をしてきました。時代的にもAI、ビッグデータなどの流行が始まった頃だったので、たくさんのITベンダーさんとお仕事をさせていただきました。
IT技術のようなテクノロジーを使いながら、仕事の仕組みを変えていくことは、非常に面白い仕事でした。しかし、一方で、「結局、IT技術の中身と現場の課題の双方に精通した人材がいないと良い仕事に繋がらない」ということも感じました。(特に日本においては)
以上の背景から、社内制度にあった海外留学制度を活用し、「米国の大学院でコンピューターサイエンスを学ぶぞ」っと、思い立ちました。
しかし、「プログラミング経験の無い私でも大学院に入学できるのか?」とか「そもそも海外留学の準備って何が必要なのだろう?」とか、わからないことだらけでした。ネットで調べてみると、海外留学に必要な情報に関しては、少々ありましたが、そのほとんどは、MBAやロースクールに入学するためのものでした。
理工学系の領域で留学した人の情報は、ほとんどなく、ましてやITエンジニア未経験でコンピューターサイエンスを専攻した人の情報など見つかるわけがありません。
結果的に私は完全に手探りな中、出願作業をし、なんとかその一部に合格し入学することができました。(2020年1月に南カリフォルニア大CS修士課程入学。卒業できる自信は全くありませんww)
今後、私のようなバックグラウンドの方が、留学を目指す際に、少しでも参考になればと思い、経験談を当ブログに掲載していく所存です。
そして、IT素人目線を大事にしながら、ITキーワードの解説などもしていければ良いかなと考えています。
拙い文章ではございますが、どうぞお気軽にご笑覧ください!